高層ビルが所狭しと立ち並ぶ、シンガポールの金融街。
ダウンタウン(Downtown)エリアの周辺を散策してみると、奇抜なデザインのビルの間には、まだまだ空き地が残っています。
後々、写真を見返した時に面白いのではないか、という興味からカメラ片手に散策してみました。
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シンガポールのダウンタウン
もし、自分がシンガポールに初めて訪れたら何を撮影するか。
まずはマリーナベイサンズ、ガーデンズバイザベイ。
もちろん、シンガポール伝説のマーライオン。
あとは、ブレてノイズだらけのナイトサファリの動物たちを写真におさめれば、無事にシンガポール旅行に行ったことになります。
しかし、今や誰もが高性能で小さなカメラをポケットに忍ばせた昨今、マリーナベイサンズの写真データはシンガポールを訪れた世界中の人々が持っている。
翻って、新しいものが完成する「それ以前の状態」を撮影した方が、後々になって見返した時に面白いのではないか。
マリーナベイサンズの写真を見れば率直に綺麗という感想を抱きますが、開発される前のマリーナベイの写真があったらじっくりと見てみたい。
地価が高いシンガポール、ましてやマリーナベイから徒歩圏の場所に広大な空き地があることに驚きました。
住宅、オフィスが入る複合施設「Marina One Show Gallery」。
流線型の奇抜なデザインはマリーナベイサンズに負けず劣らず。
一見すると左右対称に見えるけども、左右対称ではない。
Facebookのアジア太平洋本部が入居しています。
Marina One Show Galleryの南側。
ここにも広大な空き地があります。
マリーナベイサンズと虹。
10分後に熱帯特有のスコールに見舞われます。
空き地越しのガーデンズバイザベイと、曇天の空に架かる虹。
十数年後には「この位置からガーデンズバイザベイが見えたなんて!」
この写真は、そんな話の種になっているかもしれません。