ザ マジェスティック マラッカ宿泊記|The Majestic Malacca

ザマジェスティックマラッカホテル 外観

世界遺産マラッカの高級ホテル、ザ マジェスティック マラッカ(The Majestic Malacca)に2泊しました。

ザ マジェスティック マラッカの宿泊記です。

ザ マジェスティック マラッカ The Majestic Malacca

The Majestic Malacca Hotel

ザ マジェスティック マラッカ(The Majestic Malacca、大華酒店)はオランダ広場から北へ徒歩15分、マラッカ川沿いにある白亜の外観の高級ホテル。

現在はマレーシアのYTL HOTELSとう企業が運営しており、同じザマジェスティックのブランドを冠するホテルがクアラルンプールにもあります(ザマジェスティックホテルクアラルンプール宿泊記)。

ザマジェスティックマラッカホテル 外観

公式サイトに掲載のOur Historyによると、ザマジェスティックマラッカの建物は、大英帝国の海峡植民地時代であった1929年にLeon Long Manという個人の邸宅(マンション)として建てられたのだとか。

1931年に彼が亡くなった後、息子が散財してマンションを手放すことになり、買い取ったLim Heng Fangという人物がホテルに改装。
20世紀末に廃れて廃墟になるものの、マラッカの歴史ある建物を保存するためYTL HOTELSが2006年に取得し、改装して今の高級ホテルに生まれ変わった。

写真の手前の建物の1階にレセプションホールとバー、2階がレストラン。
奥の10階建の建物が客室となります。

The Majestic Malacca Courtyard

チェックイン後、日本人スタッフの方がお部屋まで案内してくれました。

お部屋に入り、ウェルカムティーのサービスです。

ブラックライチティーを飲んで一息つきます。

デラックス キングルーム Delaxue Room King

ザマジェスティックマラッカ

クラシックな装いの35㎡のデラックスキングルーム(Delaxue Room King)

ベッドルーム

ザマジェスティックマラッカ  デラックスキングルーム

ベッドの両サイドにあるサイドテーブルにコンセントがないのは不便でしたが、ワークデスク正面にあるコンセントには一部日本のコンセント型(A型)でそのまま使える差し込み口があり便利でした。

マラッカ市内観光から戻ると、テーブルにニョニャ菓子のサービス。しかも2日連続で。美味しくいただきました。

お部屋からの眺望

ザマジェスティックマラッカの眺望

ザマジェスティックホテル8階からの眺望です。蛇のように畝りながら流れるマラッカ川は左手のマラッカ海峡に注ぎます。

マラッカのモノレール

マラッカのモノレール

おやおや、窓から外を見ていると突如視界に入ってきたのは3両編成のモノレール。歩行者と同じぐらいの速度でマラッカ川沿いを走っています。Lonely Planetにも地球の歩き方にも掲載されていないこのモノレールは一体?

ザマジェスティックの日本人スタッフの方に聞いたところ「現在は稼働していない」とのこと。どうやら2010年に開業したものの不具合があり即廃業したようです。にも関わらずなぜか動いている。写真を拡大してみたら運転席に人がいるので有人運転です。コースはミニ観覧車までのわずか1.6kmで、オランダ広場はおろかフランシスザビエル教会すらも行かない。

もはや突っ込みどころが多すぎるのですが、このあたりのいい加減さはジョホールバルやシャーアラムでも目撃しており、マレーシアらしくてむしろ好きです。

バスルーム

ザマジェスティックマラッカ バスルーム

ライオンの足型をしたバスタブ付き。

ザマジェスティックマラッカ シャワー

シャワーはお湯と水の栓を調整する必要があるので温度調節が少し大変です。

アメニティ

ザマジェスティックマラッカ アメニティ

WiFi

WiFiはホテル全域で無料です。

ミニバー

ミニバーのドリンクはもちろん有料ですが、ミネラルウォーターは無料です。ミネラルウォーターが始めから冷えているのは嬉しいところ。

プール

ザマジェスティックマラッカのプール

ザマジェスティックマラッカのプールはコートヤードにあるので陽の光も入らず、かなりコンパクト。水着は持ってきましたが、蒸し暑いマラッカとはいえ建物の影のため涼しげで、個人的にはあまり入る気にはなりませんでした。とはいえサマーベッドで読書したりプールに入る欧米の観光客の方を結構見かけました。

プールの隣にはフィットネスジムが併設されています。

スパ

ザマジェスティックマラッカ スパ

ザマジェスティックマラッカのスパでマッサージ80分のコースを予約。特別に20分のヘッドスパもサービスしてもらえました。午後は予約が集中しているので、お早めのご予約を!

ザ マジェスティックマラッカ スパの料金表

レストラン

2階のレストラン、MELBA AT THE MANSIONで夕食。シェフのMelbaさん自らテーブルに来て熱心におすすめの料理を教えてくれました。

ザ マジェスティック マラッカの場所・行き方・アクセス

ザマジェスティックマラッカはオランダ広場から北へ徒歩15分。道中は路上駐車が多く、道路脇の側溝は蓋がない箇所がほとんどのため、片道歩くだけでも結構疲れが溜まります。

マラッカセントラルバスターミナル(Mekala Sentral)のタクシースタンドからマジェスティックホテルまでのタクシー料金詳細はわかりませんが、マラッカセントラルからノボテルマラッカホテルまで21リンギットでしたので「同水準あるいは若干それよりも安い」のではないかと思われます。

逆に、チェックアウト後にマジェスティックホテルからマラッカセントラルバスターミナルに向かうタクシーはメータータクシーで、料金は15.8リンギットでした。

マジェスティックホテルからマラッカ島(Pulau Melaka)にあるマラッカ海峡モスクまでのタクシー料金は、メータータクシーで片道21.8リンギット。夕日を見る場合、帰り(迎え)も予約しておくのが無難です。

チャイナタウンのジョンカーストリート(Jonker Street)からマジェスティックホテルまでトライショー(Trishow)に乗車した際は、片道2人で40リンギットでした。

感想・総評

レセプションやレストラン、スパのスタッフの方々みなさんあたたかく、快適に過ごすことができました。ウェルカムティーや2夜連続のデザートなども嬉しかったです。

オランダ広場からやや距離があるのがネックですが、徒歩による行き来を最小限に抑えたり、タクシーを使いこなせばまったく問題ないと思います。

さいごに、ホールの壁や隣接するライブラリにはマラッカの風景画や昔の写真、地図のレプリカが飾られています。チェックインからお部屋案内までの間やタクシーの待ち時間を利用してじっくり鑑賞するのも楽しいひと時です。

1629年当時のマラッカ地図。ポルトガル入植後のためマラッカ砦が築かれており、「A Famosa(サンチャゴ砦)」の場所も確認できます。

いつの時代使われていた地図か分かりませんが、Malacca、Muar、そしてマレー半島の南にSingapura(現シンガポール)の記載を確認できます。

ザマジェスティックの北東側にあるセントピーター教会。イギリス統治下の時代と思われます。

住所:188, Jalan Bunga Raya, Melaka, 75100 Melaka, Malaysia
電話番号:+60 6-289 8000
チェックイン:15:00〜
チェックアウト:〜11:00

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