沖縄の那覇にある港「とまりん」と慶良間諸島にある座間味村の「座間味港」「阿嘉港」を結ぶフェリー、「フェリーざまみ」に乗船しました。
座間味島のアクセスはフェリーまたは高速船
那覇の「とまりん」から座間味村の「座間味港」「阿嘉港」に行く手段は2種類あります。
- フェリーざまみ(フェリー)
- クイーンざまみ(高速船)
フェリーと高速船を比較した場合において、フェリーのメリットは「慶良間諸島の島々をゆっくり眺められる」「運賃が若干安い」「揺れが少ないので酔わない」、一方でフェリーのデメリットは「所要時間90〜120分かかる」あたりでしょうか。
慶良間諸島内の移動手段の詳細は「慶良間諸島の行き方(渡嘉敷島、座間味島、阿嘉島)」をどうぞ。
慶良間諸島の行き方(渡嘉敷島、座間味島、阿嘉島)フェリーの予約方法まとめ
フェリーざまみ3
2016年11月11に就航したフェリーざまみ3。
薄いブルーの外装がケラマブルーの海に映えます。
側面に描かれたオレンジ色のラインは、座間味の頭文字「Z」。
今回は「阿嘉島→座間味島」、「座間味島→阿嘉島→泊港」の区間で乗船します。
フェリーの船内案内図。
座席は3階〜5階部分にあります。
ピンク色の箇所が船内、白色の箇所が船外。
5階の甲板に出れば、海風を浴びながら慶良間の島々を見渡せます。
船内で軽食の販売はありませんが、自動販売機でドリンクを購入できます。
船の底にある「フィンスタビライザ」の解説。
フェリーざまみが揺れない理由は、船底のフィンで自動制御しているためだそうです。
事実、出発したことに気づかないほどにまったく揺れません。
酔い止めがなくても、快適な船旅が楽しめます。
一方、高速船は所要時間が短いとはいえ、相当に揺れます。
乗り物酔いしやすい方は、フェリーざまみの方が安心です。
阿嘉港から座間味港
阿嘉島と慶留間島に架かる阿嘉大橋。
渡嘉敷島の阿波連岬と無人島のウン島。
ウミガメの見れるビーチ、とかしくマリンビレッジ方面です。
目的地である座間味島の集落。
阿嘉島の北浜(ニシバマ)ビーチ。
北浜ビーチはサンゴ礁がたくさん生息しているため海の透明度が高く、浜からのシュノーケリングでもカラフルなお魚を見ることができます。
無人島の嘉比島の先に、約20km先の渡名喜島が見えました。
座間味島の古座間味ビーチと無人島の安室島との間にある浅瀬。
干潮時は一見、渡れそうな気もしてしまいますが、横断は禁止されています。
無人島の安慶名敷島。
阿真ビーチから嘉比島へ向かうカヤック。
阿嘉港を出港してから15分、座間味港に到着です。
この間のフェリー料金、わずか200円。
テラコッタの瓦を葺いた高月山展望台の四阿もはっきりと見えます。
座間味港から那覇とまりん
座間味島に数日滞在。
再度フェリーざまみ3に乗船し、那覇のとまりん港へ向かいます。
1人で座間味島を訪れていた外国人観光客の方。
島の方々が、彼に対して見えなくなるまで手を振っていたのが印象的でした。
途中、阿嘉港に立ち寄り。
ケラマジカが生息する慶留間島の木々が見えます。
渡嘉敷島の東にある前島。
チービシ(慶伊瀬島)のナガンヌ島。
那覇の街が近づいてきました。
後ろを振り返る。
慶良間諸島の島々。
中央には、以前宿泊した北谷のビーチタワー沖縄の建物が見えます)。
神山島。
那覇空港LCCターミナル。
座間味島を14:00に出発。
14:30に阿嘉港を経て、16:00に無事とまりんに到着しました。
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