ヘルシンキから船で15分の要塞スオメンリンナ。
スオメンリンナのメインポート近くにある、スオメンリンナ教会(Suomenlinna Church)へ。
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スオメンリンナ教会 Suomenlinna Church
海上要塞だったスオメンリンナに唯一建つ教会、スオメンリンナ教会(Suomenlinna Church、Suomenlinnan kirkko)。
スオメンリンナ教会は、帝政ロシア時代の1854年に建築。
ロシア正教会の教会として建築された当時は、正教会の教会らしく玉ねぎ型のドームが付いていたそう。
教会の内部には正教会時代の外観を写したモノクロ写真が数点展示されていますが、現在の面影を一切感じさせないその意匠に驚きます。
フィンランドの独立後、福音ルーテル教会に改宗。
玉ねぎ型のドームをすべて外し、外壁をふかしシンプルに変更して今に至ります。
屋根と雨樋はヘルシンキ大聖堂と似たターコイズブルーに。
スオメンリンナ教会の外周をぐるっと一周囲っている鎖は、かつての砲台からリメイクしたもの。
プロテスタント教会らしく、内部はとてもシンプルな装い。
正教会時代の内部の写真の展示はありませんでしたが、その当時はそれこそ生神女就寝大聖堂のように細かな紋様が描かれていたのかもしれません。
スオメンリンナ教会の場所・行き方・アクセス
スオメンリンナ島のフェリーHSLメインポートから徒歩4分。