マリーナベイの南側、シェントンウェイにある旧スターウッド系列のホテル、ウェスティン シンガポール(The Westin Singapore)に宿泊しました。
ウェスティン シンガポール The Westin Singapore
ウェスティン シンガポール(The The Westin Singapore)はマリーナベイの南側、シェントンウェイ(Shenton Way)にあるマリオットボンヴォイ(Marriott Bonvoy)加盟のホテル。
エイジアスクエア(Asia Square)の高層階にウェスティンホテルがあります。
ウェスティンシンガポールの入るビル(左手前)の周囲には50階建てクラスの高層ビルが林立しています。
このエリアはまだまだ空き地が残っているため、数年後はさらにビルが建設され、今とはまったく違う景観になっているかもしれません。
MRTの最寄駅は徒歩約4分のダウンタウン駅(Downtown)と、徒歩10分強のラッフルズプレイス駅(Raffles Place)。
2024年に完全開業するThomson–East Coast lineのシェントンウェイ駅(Shenton Way)が完成すればさらに便利になりそう。
金融街のビジネスマンご用達のホーカー「ラオパサ」も徒歩圏です。
ウェスティンシンガポールホテルのレセプションは32階。
1階から高速エレベーターで一気に32階へ。
ブラニ島のコンテナやキリンの先にセントーサ島が見えます。
さらに左に目をやるとセントジョンズ島、クス島、ラザロー島というマニアックな島々の眺望。
32階のロビー階は天井高が高く窓も大きいため開放感を感じられます。
やはり、新しいビルだと開口部が広く取れるのががよいですね。
マリーナベイやオーチャード周辺のホテルの場合、古い建物が多いのでここまでダイナミックな空間は少ないはず。
クラブラウンジと屋上のインフィニティプールは35階、客室は36〜46階です。
32階から客室階へ上るエレベーターに乗り換えて、上へ。
今回は45階のお部屋です。
客室前の窓の外には、マリーナベイサンズの船の部分が見えました。
ウェスティン クラブ キングルーム Westin Club King Room
チェックイン時にアップグレードの旨をお知らせいただいたのですが、マリオットの公式サイトを見てもどの客室なのかがイマイチ把握できていません。
おそらく、ウェスティン クラブ キングルーム(Westin Club King Room)。
広さ40〜50㎡と記載があります。
窓側に少し窪みがあるので、40㎡の客室でしょうか。
ベッドルーム
南面の窓際にあるソファ。
ここからはブラニ島のコンテナやキリン、奥にはセントーサ島やユニバーサルスタジオシンガポールのジェットコースターがよく見えました。
デスク周り。
デスク脇にも開口部があり、明るいのでとても落ち着きます。
デスク脇には全世界対応型のコンセントが1つと、USB差込口が1つ。
中央に見えるのは猫と猿が生息する島、セントジョンズ島。
奥にはシスターアイランズ。
サザンアイランズ全景。
右からセントジョンズ島、ラザロー島、左がクス島です。
ネスプレッソの味は6フレーバー。
お茶はTWG。
イングリッシュブレックファスト、ジャスミンが2つずつ。
ミニバー。
取り出すと加算されるタイプなので扱いにはご注意を。
右上の空いたスペースに外で買ってきた飲み物を収納できます。
両サイドテーブルのコンセントはBF型。
クラブラウンジから戻ると、サイドテーブルにクッキーをご用意いただいていました。
バスルーム
バスルームは客室入り口とベッドルームの両方から出入りできる動線。
バスタブもあります。
アメニティ
アメニティはヘブンリー スパ バイウェスティン(Heavenly Spa by Westin)。
プール
ウェスティンシンガポールのプールはクラブラウンジとフィットネスがある35階にあります。
ビルの隙間から外洋を見渡すインフィニティプール。
景色はビルに阻まれているものの、ガラス面に反射してキラキラと煌めく景色。
これはこれで素敵です。
マリーナベイサンズは見えませんが、シンガポールフライヤー(観覧車)はよく見えます。
プールサイドから高速道路、サザンアイランズを望む。
営業時間は朝6:00〜夜22:00。
フィットネスジム Fitness
プールの手前にあるフィットネスは24時間利用可。
こちらの眺望もまた素晴らしく、セントーサ島とサザンアイランズをよく見渡せます。
クラブラウンジ Club Lounge
クラブラウンジの中はワイドスパンの窓から光が差しこみ明るい雰囲気です。
クラブラウンジの概要と時間
営業時間 | 7:00〜23:00 |
Daily enhanced Continental Buffet Breakfast | 7:00〜11:00 |
Weekend afternoon tea | 14:00〜16:00 |
Daily evening cocktails | 17:30〜20:30 |
Light pre-dinner cocktail snacks | 17:30〜19:30 |
クラブラウンジでの朝食とカクテルタイム&夕食は毎日提供されます。
週末のみアフタヌーンティーと、朝食時のシャンパンが無料です。
ウィークエンド アフタヌーンティー
週末の14:00〜16:00限定のアフタヌーンティー。
少し立ち寄っただけですが、ケーキやチャーハンが置いてありました。
アフタヌーンティーについては品数は少なめの印象を受けます。
イブニングカクテル
17:30〜20:30のイブニングカクテル。
食事とデザートの提供は19:30までです。
イブニングカクテルは品数が豊富かつ豪華で驚きました。
こちらのカクテルシュリンプはソースも3種類あり、おつまみにも最適です。
ムール貝のグリーンカレー。
お酒はビール、ワイン、ウイスキーなど。
ビールについてはタイガービールの生ビールサーバーはなく、すべて瓶ビールでした。
(JWマリオットシンガポールサウスビーチ、マリオットタングプラザホテルのクラブラウンジにはタイガービアの生ビールサーバーがあります)
朝食
朝食についてもアボカドやイチゴ入りのサラダなど、普段食べることのないような創作メニューがあり、見た目も味も楽しめます。
この日は週末でしたので朝からシャンパンをいただきました。
ウェスティン シンガポールの場所・行き方・アクセス
ウェスティンシンガポールは地下鉄Downtown Lineのダウンタウン駅(Downtown、DT17)から徒歩4分。
マリーナベイ、ガーデンズバイザベイ、チャイナタウンへのアクセスに便利です。
徒歩10分少々歩くことにはなりますが、East West LineとNorth South Lineの二路線が通るラッフルズプレイス駅(Raffles Place、EW14、NS26)も利用できます。
感想・総評
周囲は新しいビルが立ち並んでいるため、ホテルからマリーナベイエリアはほぼ見えません。
今のシンガポールを象徴するマリーナベイから距離的には近いにもかかわらず、マリーナベイの雰囲気を感じない。
シンガポールに観光目的で初めて旅行に行く場合、ウェスティンシンガポールの周辺環境は物足りないかもしれません。
しかしその分、ホテルの前やダウンタウン駅前も落ち着いており、静かです。
この静けさは心地よく、ビジネスでシンガポールに何度も来る方なら定宿として打って付けだと思います。
マリーナベイサンズではなく、サザンアイランズ(セントジョンズ、クス、ラザロー、シスターアイランズ)の眺望を楽しめるのが良いところ。
ただし、この素晴らしい眺望も、あと数年もすればなくなってしまうかもしれません。
住所:12 Marina View, tower 2 Asia Square Singapore 018961
電話番号:+65 6922 6888
チェックイン:15:00〜
チェックアウト:〜12:00
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