南北に長い渡嘉敷島の北側に位置する赤間山。
東展望台からは前島、沖縄本島。
西展望台からは慶良間諸島の島々を望める、絶景スポットです。
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赤間山展望台
渡嘉敷島の北側に位置する赤間山。
高さは島で最も高い海抜227.3m。
現地では通称「北山」と書いて「ニシヤマ」と呼びます。
展望台は「東展望台」と「西展望台」の2箇所。
東展望台からは前島越しに沖縄本島を。
西展望台からは座間味島や阿嘉島、ケラマブルーの美しい海を望めます。
東展望台
前島越しの沖縄本島。
晴れていて霞さえなければ、肉眼でも沖縄本島の建物を確認できます。
東展望台に設置された望遠鏡は無料です。
東側は那覇空港や泊港、少し北に向けると残波岬灯台までよく見えました。
前島の北にある中島と端島。
奥にはチービシ(慶伊瀬島)のナガンヌ島と神山島。
その先の沖縄本島は北谷周辺です。
渡嘉敷村の公式サイトによると、渡嘉敷島の赤間山は琉球王朝時代の「烽火台跡(ヒータティヤー)」があった場所でもあり、進貢船や冊封船が島に近づいた時に「狼煙(のろし)」をあげて沖縄本島にある首里王府に伝えたのだとか。
www.vill.tokashiki.okinawa.jp/archives/830
中国と首里をを行き来する船は慶良間諸島で風待ちを行いました。
座間味島の安護の浦には、唐船が座礁しないように爆薬を仕掛けて破壊した「船だまり跡(唐船グムイ)」が今も目に見える形で残っています(座間味島の高月山展望台からよく見えます)。
西展望台
西展望台からは慶良間諸島の島々。
座間味島、安室島、嘉比島、安慶名敷島、屋嘉比島、阿嘉島、安室島。
座間味島の全景。
座間味島で最も高い山、大岳(うふだき)方面。
霞で微かにしか見えませんが、奥には渡名喜島が見えます。
座間味島の古座間味ビーチ。
座間味島の古座間味ビーチと安室島の間に見えるのは、ケラマブルーの海。
中央奥に見えるはケラマジカの生息する無人島「屋嘉比島」であります。
阿嘉島と慶留間島に架かる阿嘉大橋。
北北西42km離れた場所にある粟国島も、薄っすらと。
赤間山展望台の場所・行き方・アクセス
赤間山展望台へのアクセス方法は「渡嘉敷港側(東)」または「村道大谷線(西)」のいずれか。
渡嘉敷港側(東)から上がり、村道大谷線(西)を抜けるルートをおすすめします。