セントーサマーライオンの目の前にあるセントーサ島の旧スターウッドホテル、ルメリディアン シンガポール セントーサ(Le Méridien Singapore, Sentosa)に2泊滞在しました。
ルメリディアンシンガポールセントーサの旅行記です。
ル メリディアン シンガポール セントーサ Le Méridien Singapore, Sentosa
ルメリディアン シンガポール セントーサ(Le Méridien Singapore, Sentosa)は、セントーサマーライオン(現在取り壊し済)とセントーサエクスプレス(モノレール)インビアステーションの目の前に位置する、コロニアル様式のホテル。
マリオットボンヴォイ(Marriott Bonvoy)加盟ホテルです。
ホテルは「1940年に建てられた建物」と「新しく建築された建物」が2棟連なっています。
上記写真は駅の正面側に建つヘリテージ棟。
建築されたのは1940年と長い歴史を持っており、白色の外観と鮮やかなオレンジ色の屋根瓦がセントーサ島の空に広がる青空に映えます。
このルメリディアンホテル、元は2011年にオープンした「モーベンピック ヘリテージ ホテル セントーサ」というホテルでしたが、2016年にリブランドオープン。
元のホテルがオープンしてからの年数がそもそも浅いためか、建物の外観・室内の内装含め、以前のホテルをそのまま継承しているようです。
ちなみに内装のデザインは日本の会社が手掛けている模様。
ヘリテージ棟と新棟の間にあるホテルロビーにてチェックイン。
こちらのホテルにはクラブランジがないため、SPG会員の特典は「朝食無料」と「夕食15%割引」となります。
余談ですが、SPGアプリで予約する際にレイトチェックアウト16:00を申請していたのですが、チェックインの際に案内がなく、さらにはこちらも忘れておりまして…。
翌日思い出して「予約する際に16:00のレイトチェックアウトを申請している旨」を伝えたところ「14:00しかできませんがどうします?」とのこと。
この時の対応から察するに、このホテルに宿泊するお客さんはほぼツアー客なのだろうと思います。
チェックインの際にセントーサエクスプレス(モノレール)のチケットをいただきました。
チェックアウト日まで使えるということで、マリーナベイエリアにお出かけの際はモノレールが無料で使えます。
ヘリテージ プレミアム ルーム Heritage Premium Room
広さ40㎡と数字だけ見ると広めのヘリテージプレミアムルーム(Heritage Premium Room)。
写真を見ると広く感じないかもしれません。
それもそのはず。こちらヘリテージ棟は昔の建物をリノベーションしているためかプランの配置が難しかったようで、結果、回遊性のある特異な間取りに落ち着いたようです。
ベッドルーム
ご覧のようにベッドルームにはドアが2つあり、片方はサニタリー、もう片方はソファのある中途半端なスペースへ続いています。
デスクは羽田周辺のビジネスホテルで見かけそうな横長の造り。
写真を撮るのを失念しましたが、机の右側に埋め込まれている扉を開けるとコンセントやUSBケーブルがあります。
コンセント2個・USB2個あるので十分です。
新しいホテルの割には片側にしかコンセントがなく、スマホを枕元で充電したいこのご時世、できれば両側に付けてほしかったところ。
コンセントの形状はA型にも対応しています。
照明やカーテンのコントロールはサイドテーブルに配されたリモコンからすべて操作可能。
客室の扉前にある謎のリビングスペース。
ここからベッドルームとサニタリースペースへどちらも行ける回遊性プランとはいえ、ベッド側と完全に分断されているため好みが分かれそうです。
無理やりソファを置いてみたものの、ベッドルームのテレビは見えないのでソファ前にもテレビを設置してみたといったところか。
正直に言えば、こちらのソファについては使うことはありませんでした。
ラヴァッツァのコーヒーと、お茶はTWG。
バスルーム
シャワーはなかなか曲者でして、上部から降るシャワーは水圧が弱い一方、手元のシャワーは水圧が強すぎる。
手元で使うシャワーヘッドがなんとも言えない形状をしていて使いづらく、シャワーを出したまま掛けることがままならない。
デザインを重視した…、というほどデザインも良くないし、とりあえず使いづらいです。
アメニティ
以前宿泊した上海とクアラルンプールのルメリディアンとは違うブランドのアメニティでした。
プール
プールはヘリテージ棟と新棟の間にあります。
周囲が建物に囲われているため時間帯によっては少し暗く、余程天気がよく太陽が差す時でないと入りたいとは思わないかもしれません。
フィットネスジム
レストラン
朝食はレストランのLatest Recipeのビュッフェにて。
フルーツの種類が充実しており、パパイヤが美味しかったです。
日替わりのスープもあり、写真はトムヤムクン。別日には鴨スープなんてのもありました。
ル メリディアン シンガポール セントーサの場所・行き方・アクセス
ルメリディアンシンガポールセントーサはセントーサエクスプレスのインビアステーション(Imbiah Station)の駅前、徒歩1分。
セントーサエクスプレスで行く場合、Vivo City前のセントーサステーションから乗車し料金はS$4です。
今回はチャイナタウン近くのマックスウェルフードセンターから自動車配車アプリGrabを使い料金S$12でした。
セントーサ島はタクシーやGrabで入島する場合別途入島料がかかりますが、ホテルの予約確認書(SPGの予約確認画面でOK)を見せれば免除になります。
セントーサ島の詳しい行き方は下記記事をご覧ください。
ホテルから人気のテーマパーク「ユニバーサルスタジオシンガポール」も徒歩圏です。
感想・総評
場所柄もあってか、ルメリディアンシンガポールセントーサはホテル会員向けというよりもツアー客向けのホテルのようです。
日本人の女性6人組が夜ホテル前でセントーサマーライオンの写真を撮っていましたが、わざわざルメリディアン側で撮影しているということはホテルの宿泊客なのでしょう。
ルメリディアンセントーサの宿泊価格は、同じセントーサ島にあるWホテルやソフィテルと比較した場合には幾らか求めやすそうですし「大きなマーライオンの前にあるコロニアル様式のホテルに泊まれる」というのは観光客受けがよさそうな気がします。
本家マーライオンの前にあるフラトンホテルと比較すると値段の差は歴然ですし。
「マーライオン前のホテルに泊まったよ!」と写真を見せる時(インスタ含む)のコスパはフラトンホテルよりもよさそうです。
(※2019年にセントーサマーライオンは取り壊しされました)
セントーサ島はマリーナベイからも近いですし、セントーサ島を拠点にしてシンガポール観光を楽しむのもアリだと思います。
住所:23 Beach View Sentosa, Singapore 098679
電話番号:+65 6818 3388
チェックイン:15:00〜
チェックアウト:〜12:00
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