北海道の中でも古い歴史を持つ街、小樽(Otaru)。
現在は札幌の衛星都市ですが、北海道開拓期には札幌よりも栄えていました。
海上物流の拠点として小樽運河が整備され、かつては商業の中心地として北のウォール街とも呼ばれた重厚な煉瓦造りの歴史的建造物が並びます。
サンセバスティアンのような世界的な美食の街になる可能性を秘めた、頰が落ちるほどに美味しい食事も見逃せません。
小樽観光でしたいこと Best things to do in Otaru
小樽運河 Otaru Canal
1923年(大正12年)に沖合を埋め立てて築造された小樽運河(Otaru Canal)。
運河沿いに並ぶ倉庫は「木骨石造」。
上の写真は観光客で最も賑わう浅草橋から撮影しました。
秋には壁に蔦紅葉が彩り、冬の「小樽雪あかりの路」ではロウソクの明かりが灯ります。
小樽駅 Otaru Station
1903年(明治36年)開業のJR小樽駅。
プラットフォームの灯り、右横書きの駅名看板など、ノスタルジックな雰囲気が今も漂う。
北のウォール街 Wall Street North
明治時代から大正時代にかけて、小樽の街には数多くの銀行が支店を構えました。
それらの歴史的建造物は小樽の指定文化財に登録されており、日本銀行旧小樽支店金融資料館は内部見学可能。
三角市場 Sankaku Market
小樽駅近くにある市場、三角市場(Sankaku Market)。
新鮮な海鮮がたっぷりのった海鮮丼です。
写真は滝波食堂(Takinami Shokudo)の「特選市場丼」。
ボタン海老、うに、かに、いくら、甘エビ、ほたて、貝、イカ。
寿司 Sushiyadori Street
寿司の街、小樽で食べる握り寿司。
国道5号線から小樽運河へ続く坂道には「小樽寿司屋通り」があり、道の両側にお寿司屋さんが点在しています。
旬の雲丹を食べる Uni(Sea Urchins)
小樽は雲丹の名産地です。
初夏になると雲丹漁が解禁となり、お寿司屋さんや札幌のスーパーマーケットにも小樽産の雲丹が並びます。
写真は祝津(おたる水族館の近く)にある青塚食堂のエゾバフンウニとムラサキウニ。
絶品です!
手宮線跡地 Former Temiya Railway Line
北海道で最初の鉄道、旧手宮線。
1880年(明治13年)、日本で3番目の鉄道として「手宮〜札幌」間に開通し、後に幌内駅(現三笠市)まで延伸。
小樽芸術村 Otaru Art Base
旧三井銀行小樽支店をはじめとする歴史的建造物を改修し、「旧三井銀行小樽支店」「似鳥美術館」「ステンドグラス美術館」として公開されている小樽芸術村。
公益財団法人 似鳥文化財団の運営。
堺町通り Sakaimachi Street
小樽随一のお買い物スポット、堺町通り(Sakaimachi Street)。
ガラスやオルゴールのお店、洋菓子ルタオ(LeTAO)の本店や北菓楼の店舗もあります。
個人的に一押ししたいのは「かま栄工場直売店(Kamaei)」の店舗限定商品「パンドーム」。
札幌にも店舗はありますが、パンドームを食べられるのはここだけ。
人力車えびす屋 Ride Rickshaw Ebisuya
函館や京都でもおなじみの人力車えびす屋。
小樽運河沿いを小樽にまつわる歴史やストーリーを交えながら解説してもらえます。
小樽出抜小路 Otaru Denuki-koji
小樽運河に架かる浅草橋の斜向かいにある小樽出抜小路(Otaru Denuki-koji)。
昔の路地をイメージした商業施設ではありますが、火の見櫓からは小樽運河を一望できます。
天狗山 Mount Tengu
北海道三大夜景のひとつ、天狗山(Mount Tengu)。
うっとりするような夜景はもちろん、鮮やかな海を望む日中も綺麗な景色を一望できる。
展望台まではロープウェイでアクセスできるほか、レンタカーであれば山の裏手を走るドライブコースも気持ちが良い。
小樽を一望する天狗山展望台 Mount Tengu, Otaru
その他、小樽市内で訪れたスポットの記事はこちら。
朝里ダムの紅葉 | 小樽祝津パノラマ展望台 | 銭箱
小樽の場所・行き方・アクセス Getting There
JR札幌駅からJR小樽駅までJR函館本線「快速エアポート」で約35分。
小樽へのアクセス・札幌から小樽への行き方まとめ How to get to Otaru
小樽に宿泊・滞在する Where to stay
小樽観光の地図 Map
小樽旅行で役立つサイトのリンク
おたるポータル
hotaru.gr.jp/
小樽堺町通り商店街
otaru-sakaimachi.com/
小樽雪あかりの路
yukiakarinomichi.org/