シンガポールの昼の動物園、シンガポール動物園(Singapore Zoo)の訪問記です。
シンガポール動物園 Singapore Zoo
シンガポール動物園(Singapore Zoo)は1973年にオープンした「300種」「2800」以上の動物が生息するWildlife Reserves運営の動物園。
シンガポール北部にある自然豊かなマンダイレイク内にあり、同じくWildlife Reservesが運営する夜の動物園ナイトサファリやリバーサファリに隣接しています。
シンガポール動物園のマップ
シンガポール動物園は「26ヘクタール」という広大な敷地を持ちます。
園内を徒歩移動する際は(ナイトサファリやリバーサファリのように一方通行)ということもなく、自由にエリアを移動しながら園内を歩けます。
シンガポール動物園の園内を走るトラム(Tram)については、ナイトサファリのようにトラムからしか見ることができない動物はいません。
お子さんがいらっしゃる方であればトラムライドは選択肢のひとつですが、大人だけであればトラムライドは必要ないかもしれません。
シンガポール動物園のチケット料金・入場料
Adult | Children(3〜12才) | |
Admission | S$39 | S$26 |
Tram Ride | S$5 | S$3 |
シンガポール動物園のチケット料金・入場料は「大人S$39」「子供S$26」です。
園内を走るトラムは別途大人S$5、子供S$3の運賃がかかります。
公式サイトからの予約方法は「シンガポール四大動物園のチケット予約・購入方法」をどうぞ。
シンガポール四大動物園のチケット予約・購入方法(ナイトサファリ、リバーワンダーズetc.)
ショー Show
シンガポール動物園のアニマルショーは4種類。
各ショー1日2回の上演です。
スプラッシュサファリショー | 10:30、17:00 | Shaw Foundation Amphitheatre |
レインフォレストファイツバック | 12:30、14:30 | Elephants of Asia |
エレファント@ワーク&プレイ | 11:30、15:30 | |
アニマルフレンズショー | 11:00、16:00 | Rainforest Kidzworld Amphitheatre |
予め順番を決めておけば一日ですべてのショーを見ることができます。
スプラッシュサファリショーの一コマ。
さあ、上のシーンはどんなシーンでしょう?
スタッフさんの観客席を見る笑顔がたまりません。
エレファント@ワーク&プレイのショー。
登場する3頭のゾウさん、皆の頭脳に驚くばかり。
餌やり Feeding
https://youtu.be/hWT0ppy_-5E
餌やり(Feeding)ができる動物はシロサイやキリンの他、アフリカンライオンやホワイトタイガーなどの肉食動物も。
餌やりの時間は動物ごとに決まっているので予め調べておくとよいと思います。
www.wrs.com.sg/en/singapore-zoo/explore-singapore-zoo/activities/keepers-chit-chat.html
ウォーキングトレイル Walking Trail

Flamingo

Gibbon
1992年にマンダイレイクで撮影されたゾウの記念写真。
今もシンガポール動物園・ナイトサファリに生息するゾウがいます。
過去75年で野生のアジアゾウは50%減少。
ゾウの密漁を止めるよう、密漁されたゾウを観光地での利用をしないよう訴えかけています。
「If we don’t buy, they don’t die.」「わたしたちが買わなければ、彼らは死なない」

Polar Bear
フローズンツンドラ(Frozen Tundra)のホッキョクグマ。
怠惰、怠惰が過ぎます。

Lion
ネコ科が集まるキャットカントリー(Cat Contry)のライオンはお休み中。。

White Rhinoceros
シロサイの餌やり(Feeding)タイムです。

Giraffe

Cheetah

Dyeing Poison Frog
爬虫類ガーデン(Reptile Garden)。
麗しいのか毒づいているのか名前もハッキリしない、アイゾメヤドクガエル。

Parson’s Chameleon
マダガスカルにしか清掃しないパーソンカメレオン(Parson’s Chameleon)。
職員が与えたコオロギを下を伸ばして掴む一瞬。

Pygmy Hippo
エチオピアの大峡谷(Great Rift Valley of Ethiopia)にいるコビトカバ(Pygmy Hippo)。

White Tiger
行くあてもなく、池を泳ぐホワイトタイガーの姿。
上記はシンガポール国内に生息していた最後の虎を仕留めた直後の写真です。
時は1928年、現シンガポール動物園の西にあるチョアチューカン(Choa Chu Kang)の集落でハンティングされたシーンであり、シンガポールでは有名な写真でもあります。
当時は虎に殺される人がいたため虎の退治は死活問題でありましたが、現在は3,200頭しかいないそうです。
シンガポールではなく、世界全体で(2010年のデータによる)。
100年前、虎は世界全体で100,000頭いたとのこと。
シンガポール動物園では「Will tigers survive this century?」と危惧しています。
虎退治をすることにより絶対数・供給が減れば希少性が高まるため、密漁のリスクにさらされます。
シンガポール動物園では上記写真のような虎の成分が入った薬品の購入を止めるように訴えていました(シンガポールのお土産として人気のタイガーバームには入ってません)。
シンガポール動物園の場所・行き方・アクセス
Wildlife Reserves Singaporeのシンガポール動物園はシンガポール北部のマンダイレイク内にあり、敷地はリバーサファリとナイトサファリに隣接しています。
シンガポール動物園への主要なアクセス方法は
- サファリゲート
- タクシー
- UBER
- MRT+
- MRT+路線バス
3人以下の場合はサンテックシティから出ている直通バス「サファリゲート」の運賃がお手頃でかつ楽だと思います。サファリゲートの運賃は1人片道S$7、往復S$12。
4人以上の場合や時間効率を優先するならタクシーを推奨します。タクシー料金はシンガポール中心部から片道S$25〜30が目安です。
Mandai Parks(シンガポール動物園・ナイトサファリ・リバーサファリ)への行き方詳細は「シンガポール動物園(ナイトサファリ・リバーサファリ)の行き方・アクセス方法まとめ」をどうぞ。
シンガポール動物園(ナイトサファリ・リバーサファリ)の行き方・アクセス方法まとめ
シンガポール動物園の営業時間
住所 | 80 Mandai Lake Road, Singapore 729826 |
電話番号 | +65 6269 3411 |
営業時間 | 8:30〜18:00(最終入場:17:30) |
おわりに
シンガポール動物園は動物たちとの距離が近く、餌を与えながら観察することができるという経験もさることながら「密漁は止めよ」というメッセージをパネルに展示し、直接的に訴えかけているのが印象的でした。
日本の動物園のそれとはまた違ったメッセージを受け取れますし「動物園とは何か」考えさせられる場所でもあります。
シンガポール動物園を一日周った後は、隣接するナイトサファリに行くプランもおすすめです。
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