グラナダ アルハンブラ宮殿の目次ページ La Alhambra, Granada

アルハンブラの庭園 ヘネラリフェ(グラナダ)

スペイン南部グラナダにあるアルハンブラ宮殿(La Alahambra)訪問記の目次ページです。

グラナダ アルハンブラ宮殿 La Alhambra, Granada

サンニコラス広場展望台から望むアルハンブラ宮殿

1238年、ナスル朝グラナダ王国が建国。
初代国王ムハンマド1世の治世より築城が始まった、イベリア半島イスラムの至極の建築物。
アルハンブラ宮殿(La Alhambra)

グラナダの乾燥した空気をそのまま固めたかのような黄土色を纏うその美しさは、ムーア人の詩人が「a pearl set in emeralds(エメラルドの真珠)」と評したほど。

サンニコラス広場展望台から望むアルハンブラ宮殿

要塞の下に生い茂るサンペドロの森は、かつてグラナダに住まう人々が宮廷に呼ばれた際に通り抜けできる唯一の道でした。
森に抱かれる建造物は、海に浮かぶ巨大な船のようです。

パラドール デ グラナダ Parador de Granada

1492年、カトリック両王のイサベル1世とフェルナンド2世の手によりレコンキスタ(国土回復運動)が完遂。
イベリア半島イスラムの最後の牙城であったグラナダ王国は終焉します。

イベリア半島がキリスト教徒の手に戻った約300年後、アルハンブラ宮殿に最大の危機が訪れます。
1810年、ナポレオンの軍隊がアルハンブラ宮殿を占領。
1,500人の兵士を収容した宮殿は荒れ果て、修道院は兵舎に変わり、教会の鐘は弾丸の材料となりました。
1812年にフランス軍が撤退した頃には、「嘆かわしい状態(deplorable state:サンフランシスコ修道院に掲載の解説による)」にまで凋落し、かつての輝きは失われました。

グラナダのアルハンブラ宮殿

20世紀に入り修復されたアルハンブラ宮殿は、「グラナダのアルハンブラ、ヘネラリーフェ、アルバイシン地区」として世界文化遺産に登録され、現在はスペイン南部でも屈指の観光地に。
東西約1kmのアルハンブラ宮殿の敷地内には、軍事要塞、ムーア人の宮殿、夏の離宮、レコンキスタ後に建築された宮殿と修道院があり、観光客で賑わいます。

アルハンブラ宮殿の主な見どころ

アルハンブラ宮殿のマップ

アルハンブラ宮殿のマップ

アルハンブラ宮殿のマップ(※Click to enlarge)

アルハンブラ宮殿の内部は「有料エリア」と「無料エリア」に分かれています。

アルハンブラ宮殿の中でチケットが必要な有料エリアは、

  • ナスル宮殿 Palacios Nazaríes & パルタル庭園 El Partal
  • アルカサバ Alcazaba
  • ヘネラリフェ Generalife

アルカサバ Alcazaba

アルハンブラ宮殿のアルカサバ

アルハンブラ宮殿の西端に位置する軍事要塞アルカサバ。

アルハンブラ宮殿で最も古い歴史を持つ無骨な要塞は、当初はスルタンの宮殿としての役割を果たしていました。
塔の上からはグラナダの街並みを一望でき、北側には白と茶のコントラストが美しいアルバイシン地区、西側にはグラナダ大聖堂を見渡せます。

アルハンブラ宮殿アルカサバ クーボの塔から望むアルバイシン地区の街並み・眺望

» アルハンブラ宮殿の軍事要塞アルカサバ(グラナダ)|Alcazaba

アルハンブラ宮殿のアルカサバ オメナッヘの塔とケブラーダの塔
アルハンブラ宮殿の軍事要塞アルカサバ(グラナダ)|Alcazaba

ナスル宮殿 Palacios Nazaríes

ナスル宮殿 Palacios Nazaríes コマレスの塔

ナスル朝の歴代スルタンが居住していたナスル宮殿(Palacios Nazaríes)。

ムハンマド5世の治世(在位:1354-59、1362-91)に完成を迎えた宮殿は、大小様々な大きさの部屋と中庭で構成されています。

アルハンブラ宮殿 メスアールの中庭

» アルハンブラのナスル宮殿(グラナダ)|Palacios Nazaríes

グラナダ アルハンブラ宮殿のナスル朝宮 アラヤネスの中庭
アルハンブラのナスル宮殿(グラナダ)|Palacios Nazaríes

パルタル庭園 El Partal

アルハンブラ宮殿のパルタル庭園

緩やかな傾斜に色鮮やかな花壇と池が配された、パルタル庭園(El Partal)。
ナスル宮殿の出口にあります。

アルハンブラ宮殿のパルタル庭園

貴婦人の塔(Torre de las Damas)。
池の向こうのアーチ越しにアルバイシン地区を望みます。

アルハンブラ宮殿のパルタル庭園

アルハンブラ宮殿のパルタル庭園

ヘネラリフェ Generalife

アルハンブラ宮殿のパルタル庭園

アルハンブラ宮殿の夏の離宮、別荘地だったヘネラリフェ(Generalife)。

シエラネバダ山脈から運ばれた雪解け水により、丘の上の庭園には草花や植栽が彩られています。

アルハンブラ宮殿のヘネラリフェ

アルハンブラの庭園 ヘネラリフェ(グラナダ)

アルハンブラの庭園 ヘネラリフェ(グラナダ)

» アルハンブラの離宮 ヘネラリフェ(グラナダ)|Generalife

アルハンブラの庭園 ヘネラリフェ(グラナダ)
アルハンブラの離宮 ヘネラリフェ(グラナダ)|Generalife

アルハンブラ宮殿見学のルートプラン

アルハンブラ宮殿のチケットを事前予約した場合は、メールアドレスに送付される「QRコード」で入場できます。
オーディオガイドをレンタルしたうえで、各入場口へ直接向かいましょう。

アルハンブラ宮殿のマップ

アルハンブラ宮殿のマップ(※Click to enlarge)

  • アルカサバの入場口:A
  • ナスル宮殿の入場口:B
  • ヘネラリフェの入場口:E・F

ナスル宮殿のみ「30分ごとの入場制限」があり、WEB予約する際に「訪問時間帯」を指定する必要があります。

ナスル宮殿の予約時間帯次第ではありますが、下記ルートが「時間効率よく隅々まで周れるプラン」になります。

  1. アルカサバ見学(A)
  2. ナスル宮殿見学(B)
  3. パルタル庭園見学(C)、上記マップ3の道を抜けてヘネラリフェへ
  4. ヘネラリフェ見学、上記マップ2の道を抜けてE出口へ

アルハンブラ宮殿の散策を存分に楽しむのであれば、アルハンブラ宮殿の観光だけで「所要時間:丸一日確保」されることを推奨します。

夏季であれば日が長いため、アルハンブラ宮殿を丸一日観光した後に「アルバイシン地区のサンニコラス教会」から「夕焼けに染まるアルハンブラ宮殿鑑賞」も間に合います。
事前に日没時刻を調べるのをお忘れなく!

アルハンブラ宮殿 入場券の予約について

アルハンブラ宮殿公式サイトからチケットを購入する方法は下記リンク先をご覧ください。
グラナダ旅行の日程がお決まりの場合、お早めのご予約を!

» 3ヶ月前に予約推奨!アルハンブラ宮殿の予約方法 チケットの種類と価格一覧

アルハンブラ宮殿のチケット予約方法
3ヶ月前に予約推奨!アルハンブラ宮殿の予約方法 チケットの種類と価格一覧

お時間があればこちらも

カルロス5世宮殿 Palacio de Carlos V

カルロス5世宮殿 Palacio de Carlos V

カルロス5世宮殿 Palacio de Carlos V

神聖ローマ帝国皇帝カール5世(スペイン国王カルロス1世)の命により建築された未完成の宮殿、カルロス5世宮殿。
建築家ペドロ マチューカ(Pedro Machuca)が設計した宮殿の円形の中庭は、隣接するナスル宮殿とはまったく趣向が異なります。

サンタマリア教会 Iglesia de Santa Maria

サンタマリア教会 Iglesia de Santa Maria

見る角度により、その印象を大きく変えるサンタマリア教会(Iglesia de Santa Maria)。

ヘネラリフェやアルバイシン地区から見える教会の鐘楼は、「アルハンブラの顔」とも言えるほどに風景に溶け込んでいます。

糸杉の通り Paseo de los Cipreses

アルハンブラ宮殿 糸杉の通り El Paseo de los Cipreses

ヘネラリフェと出入り口「E」を結ぶ糸杉が並ぶ通り、El Paseo de los Cipreses。

ゆるやかなカーブを描きながら並ぶ糸杉の向こう側には、白い雪を山肌に残すシエラネバダ山脈。

ぶどう酒の門 Puerta del Vino

ぶどう酒の門 Puerta del Vino

アルカサバとナスル宮殿近くのインフォメーション前にある門、ぶどう酒の門(Puerta del Vino)。

裁きの門 Puerta de la Justicia

裁きの門 Puerta de la Justicia

アルハンブラ宮殿の入り口となる、裁きの門(Puerta de la Justicia)。

太陽さえ隠してしまうほどに背が高い、威圧感を感じる重厚なゲート。
馬蹄形のアーチをくぐり、一瞬の暗がりを抜けてアルハンブラの内部へ。

ザクロの門 Puerta de las Granadas

グラナダ ザクロの門 Puerta de las Granadas

アルハンブラ宮殿とグラナダ旧市街の間に構えるザクロの門(Puerta de las Granadas)。
カルロス5世宮殿を設計したペドロ マチューカ(Pedro Machuca)によるもの。

門の上には、神聖ローマ帝国の双頭の鷲、スペイン語でザクロを意味するグラナダの果実。

グラナダ ザクロの門 Puerta de las Granadas

夜のアルハンブラ宮殿

夜のアルハンブラ宮殿 ヘネラリフェGeneralife

深夜のアルハンブラ宮殿。
パラドール デ グラナダに宿を取り、人がいない静寂に包まれた闇夜のアルハンブラ宮殿を撮影してみました。
アラビアンナイトならぬ、アルハンブラナイト。

アルハンブラ宮殿の葡萄酒の門と猫

» 夜のアルハンブラ宮殿を徘徊する。現れたのは…

グラナダのアルハンブラ宮殿から望むアルバイシン地区とマジックアワー
夜のアルハンブラ宮殿を徘徊する。現れたのは…(スペイン)

旧サンフランシスコ修道院に泊まる

パラドール デ グラナダ Parador de Granada

カルロス5世宮殿の横に走る坂道を上った先。
草花が生い茂るサンフランシスコ修道院は、現在パラドールホテルに。

» パラドール デ グラナダ宿泊記|Parador de Granada(アルハンブラ宮殿城壁内)

パラドール デ グラナダ Parador de Granada
パラドール デ グラナダ宿泊記|Parador de Granada(アルハンブラ宮殿城壁内)

アルハンブラ宮殿は猫パラダイス

グラナダ アルハンブラ宮殿で出逢った猫ちゃん

スペイン旅行中に猫との出逢いが少なく寂しい思いをされている旅人は、ぜひアルハンブラ宮殿で素敵な出逢いを。

» グラナダ ニャルハンブラ宮殿にお住まいの猫たち

グラナダ アルハンブラ宮殿で出逢った猫ちゃん
グラナダ ニャルハンブラ宮殿にお住まいの猫たち
グラナダのアルハンブラ宮殿から望むアルバイシン地区とマジックアワー スペイン グラナダ観光の見どころ 旅行ガイド|Granada Travel Guide

<< グラナダ旅行の目次ページに戻る

shares