シンガポールのオーチャードロード沿いにあるダイニング、チャターボックス(Chatterbox)を訪れました。
シンガポールを訪れるたびに幾度と訪問していますが、チャターボックスのチキンライスとロブスターラクサは、やはりホテルクオリティで美味しいと確信!
チャターボックスのチキンライスとラクサ、メニュー、行き方までご案内します。
チャターボックス Chatterbox
百貨店や高級ブランドの路面店が並ぶ、オーチャードロード沿い。
チャターボックス(Chatterbox)は、ラグジュアリーホテルの「マンダリンオーチャードホテル(マンダリンギャラリー内)」にあるダイニングです。
マンダリンチキンライス Mandarin Chicken Rice
あまりにも有名、チャターボックスのマンダリンチキンライス(Mandarin Chicken Rice)。
価格はS$27.00。
茹で上げたチキンは身がふっくら。
表面のゼラチンは箸で触るだけでぷるぷるです。
他のチキンライスのお店と違い、骨を取り除いてあるので丸ごといただけます。
それでも、念のため骨にはご注意ください。
甘辛く酸味の効いたタレで味付けされているのも、チャターボックスのチキンライスの特徴のひとつ。
ソースは3種類「自家製チリ、生姜、濃口醤油」。
一口目はタレの味だけでそのまま食べてみて、二口目からは3種類のソースを付けたりパクチーを乗せたりして、自分好みの味を探していくのがチキンライスを食べる時の愉しみです。
ジャスミンライスはチキンの茹で汁で炊いており香りが良い。
スープとの相性もバッチリ。
ロブスターラクサ Lobster Laksa
チャターボックスの人気メニュー、ロブスターラクサ(Lobster Laksa)。
お値段はチキンライスよりもさらに高く、S$36.00。
もしかすると、シンガポールで最も金額の高いラクサなのではないでしょうか。
身がぎっしり詰まったロブスターに、うずらの卵、揚げた魚肉、日本人にも食べやすい長さのうるち米の太麺。
ロブスターの出汁が効いた、辛すぎずマイルドなココナッツミルクのスープと相性抜群。
味を観光客向けにアレンジしているからこそ、クセがなく食べやすいラクサです。
本来ラクサは麺が短く切られているため、お箸ではなくレンゲで食べるのが従来の食べ方。
チャターボックスのラクサは観光客向けのアレンジということもあり、お箸で食べるスタイルです。
フライドホッケンミー Fried Hokkien Noodle
個人的にシンガポールの名物料理の中でも大好きなフライドホッケンミーですが、チャターボックスの「アワビと車海老の福建麺」は、好みの味ではありませんでした。
麺がスープを吸っておらず、スープ自体に海老の旨味があまり感じられない。
辛味ソースもサンバルではなく豆板醤に近い味。
具材は一級品ですが、なんとも。
チャターボックスのメニュー
お土産
お店の入り口前では、お土産の販売も。
チリソースと濃口醤油、オリジナルキャラクター「チキネック」の人形が並んでいます。
チャターボックスの場所・行き方・アクセス
チャターボックスのMRT最寄り駅は「NorthSouth Line」の「Somerset(サマセット)」。
駅からの行き方は若干分かりにくいです。
「SomersetのB出口」から「Orchard Road」に出て左折、マンダリンオーチャードホテルを目指します。
マンダリンギャラリーのエスカレーターを上がり、5階を目指してください。
チャターボックスの営業時間
住所 | 333 Orchard Rd, Level 5,Mandarin Orchard, Singapore 238867 |
電話番号 | +65 6737 4411 |
営業時間 | 毎日7:00〜10:00 日〜木11:00〜23:00 金・土・祝祭日前日11:00〜翌2:00 |
おわりに
ドレスコードはスマートカジュアルを推奨。
といえばそうなりますが、マンダリンオーチャードホテル経由でなく先述のマンダリンギャラリー経由で行けば然程気になりません。
チャターボックスのチキンライス・ロブスターラクサは価格が相当に高く、ホーカーのように手頃な金額でチキンライスを食べられるお店と比較すると、値段は約6倍。
とはいえ、一般的なシンガポール旅行の旅程「2泊5日」「3泊5日」であれば、現地で食事ができる回数は限られています。
地元民が食べる安くて美味しいお店に行くことだけが、旅の正解ではありません。
小さなお子さんがいらっしゃるファミリーの旅行であれば、なおさらでしょう。
オーチャードロード周辺のホテルにご宿泊の方は、チャターボックスのチキンライス・ロブスターラクサをチョイスしてみてください。
チャターボックスを選んで良かったと思えるはず。
ぜひ、ホテルクオリティのその味を、現地で体験してみてください!