札幌市内を流れる豊平川に架かる橋、幌平橋(Horohirabashi Bridge)。
札幌中島公園側から中の島側へ渡る際に幌平橋を通りがかったところ、想像以上に開けた景色が待っていました。
※当サイトのリンクには広告リンクを含む場合があります。
幌平橋 Horohirabashi Bridge
札幌中島公園の南端から、豊平区中の島側へ。
豊平川に架かる幌平橋(Horohirabashi Bridge)には、アーチ型の展望所があります。
幌平橋の上に設置されたアーチ型の展望所から望む、南側の眺望。
季節は6月、右手には新緑を携えた藻岩山が見えます。
豊平川に視線を移動し、その奥に見えるのは支笏洞爺国立公園の恵庭岳。
この場所からの撮影は、秋の紅葉シーズンに良さそうです。
さて、この角度の藻岩山と恵庭岳、そして豊平川に架かる橋。
既視感がある。
記憶の引き出しの中を探ってみると、ありました。
豊平川の西側にある中島公園内、豊平館に展示されている『皇太子殿下(大正天皇)豊平橋御通過の図』。
「1911年の行幸のワンシーン」と、「幌平橋から望む風景」が非常によく似ています。
実際には、豊平川下流(北側)の国道36号線(月寒通)に架かる豊平橋。
しかし、現代においては「藻岩山の手前に建築物がひしめきあっている」ため、豊平橋からの眺望は描かれている絵画のようにはなりえません。
今、絵画との眺望に等しい橋は、ここ幌平橋だと言えます。
豊平川の川下、札幌の北側・石狩方面。
お天気が良ければ、両サイドの豊平川緑地でのんびりお散歩をするのも良いですね。
国道36号線(月寒通)に架かる豊平橋、橋の隣にあるプレミアホテル-TSUBAKI-札幌の建物も。
そして遠景には、増毛山地の暑寒別岳が見えます。
幌平橋の場所・行き方・アクセス
地下鉄南北線「幌平橋駅」徒歩約2分
地下鉄南北線「中の島駅」徒歩約2分