マウントフェーバーパーク(シンガポール)

マウントフェーバーのマーライオン像

シンガポール本島の南側に位置する小高い丘、マウントフェーバー(Mount Faber)
頂上からは南側のセントーサ島を望めます。

小さなマーライオン像がある、マウントフェーバーパーク(Mount Faber Park)のトレイルコースを歩いてみました。

マウントフェーバーパーク Mount Faber Park

マウントフェーバー(Mount Faber)は、シンガポール本島の南端にある高さ105mの小高い丘。
シンガポール本島では2番目に高い場所(一番高い場所はブキティマッ)でもあります。

頂上付近にはセントーサ島へ続くケーブルカー「マウント・フェーバー・ライン(Mount Faber Line)」の始発駅「マウント・フェーバー・ステーション(Mount Faber Station)」があり、シンガポール政府観光局公認の小さなマーライオン像が鎮座しています。

湿度が高いシンガポールで階段を上るのは大変ですが、頂上からの眺望は素晴らしいものです。

マウントフェーバーパークのマップ

南側のビボシティ(Vivo City)側から頂上まで続くトレイルコース、Marang Trail

トレイルのスタート地点は、MRTハーバーフロント駅D出口付近にある緑道です。

まずは、パークマップをチェック。

マウントフェーバーパークの地図
マウントフェーバーパークのマップ

主な展望ポイントは、東側のマリーナデッキ展望台(Marina Deck)と西側のフェーバーポイント(Faber Point)。

フェーバーポイントに小さなマーライオン像があります。

今回は緑道を抜けてから東のマリーナデッキ展望台→西のフェーバーポイント(マーライオン像)→中央のケーブルカーの駅マウントフェーバーステーションというルートで進みます。

マウントフェーバー

バマ停、フェーバーボインと…。
くすりと笑える誤字に親近感を抱きながら。

それでは、行きましょう。

トレイルコース Marang Trail

マウントフェーバーへの階段
マウントフェーバーへの階段

鬱蒼とした緑のアーチをくぐると、階段が見えてきます。

椰子の樹々やヘリコニアなどの植物を鑑賞しながら、ゆっくりと歩を進めましょう。

マウントフェーバーのヘリコリア
マウントフェーバー

Vivo City側のスタート地点から階段を上り、約20分で頂上付近に到着。

オレンジ色の瓦屋根が目印の四阿は、マウントフェーバーの随所にある休憩所です。
休憩所には望遠鏡が設置されており、無料で利用できます。

マリーナデッキ展望台

マウントフェーバー マリーナデッキ展望台

マウントフェーバーの東にあるマリーナデッキ展望台。

船に見立てた形状のウッドデッキが東に続いており、南東方向の眺望が楽しめます。

奥にはユニバーサルスタジオシンガポールのローラーコースター、手前にはクレーンダンスの会場が見えます。

中央には「セントーサマーライオン」右手に見えるタワーは「タイガースカイタワー」す。

北東の方角には、マリーナベイ周辺の高層ビル群を望む。

シンボリックなマリーナベイサンズが見えないため、一見すると、どこがどこだか…。

マリーナベイ北側の高級ホテル群の一角にあるミレニアタワー(Millenia Tower、屋根が寄棟のような形状になっている高層ビル)や、シティホールにあるスイソテルザスタンフォードなどの建物を覚えておくと、立地関係を把握できます。

マウントフェーバーからハーバーフロントまで続くケーブルカー。

フェーバーポイント(マーライオン像)

シンガポール フェーバーポイント
マウントフェーバーパークのマーライオン像

西側のフェーバーポイントへ移動。高さ3mのマーライオン像がポツリと鎮座しています。

セントーサマーライオン、マリーナベイのマーライオンに次ぐサイズです。

フェーバーポイントの下には、シンガポール誕生伝説をはじめとする「シンガポールの歴史」を表現した壁面アートが、ぐるりと一周描かれています。

マウントフェーバーの場所・行き方・アクセス

シンガポール ハーバーフロント駅 D出口

マウントフェーバーはMRT Circle Line・North East Lineのハーバーフロント駅(Harbour Front)D出口が最寄り駅です。ハーバーフロント駅前はサンテックシティやマリーナベイサンズ方面からも路線バスが多く乗り入れているので路線バスでのアクセスも便利です。

ハーバーフロント駅からマウントフェーバー 地図
ハーバーフロント駅とマウントフェーバーのマップ

マウントフェーバーの基本情報

住所Telok Blangah Rd, Singapore 099448
電話番号+65 6377 9688

おわりに

トレイルコースは階段も然程多くなく、今回の行程の所要時間は約1時間。
高木に囲まれており直射日光が当たる時間も少ないので、暑さも控えめです。

現地での日数が短い場合、限られた旅程の中にわざわざ組み込むほどのものではないと思います。
もし時間に余裕があったり、シンガポールのマーライオン像コンプリートをしたい方にはオススメのスポットです。

日本で販売されている観光ガイドブックには、詳しく掲載されていないのでしょう。
日本人観光客は1人も見かけませんでした。

ケーブルカー フェーバーピーク駅

「マウントフェーバーからセントーサ島まで」シンガポールケーブルカーで訪れた際の模様は「シンガポール セントーサ島のケーブルカー」の記事にあります。

マウントフェーバーを抜けてさらにつづく森林浴のウォーキングコースについては「サザンリッジ 森林浴のウォーキングコースをゆく」を。
シンガポールのマーライオンコンプリートについては「シンガポール マーライオンの歴史 全7体コンプリート・マップ」をどうぞ。

セントーサ島 ケーブルカー シンガポール セントーサ島のケーブルカー

シンガポールのマーライオン 全7体コンプリート&場所

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