シンガポールのビジネスセントラルに位置するSO ソフィテル シンガポール(SO Sofitel Singapore)に宿泊しました。
SO ソフィテル シンガポール SO Sofitel Singapore
ソフィテルSOシンガポール(Sofitel SO Singapore)はラッフルズプレイスの西、ダウンタウンに位置するアコーホテルズブランドの高級ブティックホテル。
立地はシンガポールのビジネス街。高いビルが林立する街の中に高木の街路樹を携え、外観はネオクラシカル様式の壮麗な佇まいです。
地価の高いシンガポールの中心に位置しながら建物の階数は5階建て。
「逆に容積率を無視」している贅沢過ぎる建物ですが、それもそのはず、建物は1927年に建てられた歴史的建造物(TAS Building)です。
SOソフィテルは通常のソフィテルよりも「尖ったインテリア」が特徴。
手荷物だけ預けて出かけようと午前中を訪れたところ、アーリーチェックインを受け付けていただきました。
レセプションのスタッフの方は台湾の好青年で、エレベーターまで案内してもらった最後にその事実を知っただけに、台湾についてあまり話せなかったことが心残りであります。
SO コージー キングサイズベッド1台 SO Cosy
ベッドルーム
アコーホテルズ会員のLe Club Accor Hotels公式から予約。
SO コージー キングサイズベッド1台(SO Cosy)。
広さは24㎡です。
窓の外がホテル内の吹き抜けという斬新な作り。
奥が内廊下になっているのでカーテンは常に閉めておく必要がありますが、吹き抜けにあるライトが浮かび上がるように点滅するため、お部屋に入った当初はカーテンを開けて雰囲気だけ楽しむのもよいと思います。
サイドテーブルにあるiPad。
iPadでお部屋の照明の入り切り、エアコンの温度設定、カーテンの開閉、テレビのスイッチまですべてコントロールできます。
天井高は高く開放感が感じられ、上部に付いたライトがお部屋を明るく照らします。
電球色ではなく蛍光色のため明かりが白めではありますが、一見実はトップライトで太陽光を摂り込んでるのでは、と見まがうほどに自然な光でした。
もう片側のサイドテーブルにはiPhone。
無制限の市内電話付きなので、人によっては重宝するかもしれません。
デスク周り。奥行きがあって使いやすく、机の上に革製のボードがあるのでマウスパッド代わりに使えます。
マウスを使ってPC作業をする際、革製のパッドがあるか否かで作業効率が大きく変わるので、あると助かります。
コンセントは2口で日本のA型にも対応。
今回は12月の滞在なのですが、エッフェル塔にはサンタの帽子を被せてあり可愛い小細工も素敵です。
デスクの奥にはさまざまな形状に対応した充電プラグ。
ただし、iPhoneのLightningには対応していないのが残念。
デスクの横を見るとマトリョーシカ風の小物。
お部屋に入った当初は気づきませんでしたが、左がインド、中央がマレー、右が華人を意味しており、多様性のある国家シンガポールをイメージしています。面白い。
テレビの上に目を向けると本が二冊。
あくまでもお部屋のインテリアなのでしょうけど、左の「Singapore A Pictorial History 1819-2000」の文字を見た瞬間に思わず手に取ってしまいました。
ページ数が多くすべて読むことはできませんが、シンガポールの歴史を写真で見ることができて個人的には満足です。
セーフティボックスのある棚に「SO SAFE」の文字がワンポイントで入っているのがGood。
バスルーム
横から出た人の手に若干驚きつつ。
バスルームも綺麗です。
ただし、トイレの便座の座高が異様に高いのは気になった。。
アメニティ
アメニティのボックスを開けると内側が鏡になっていて「Looking Oh-So Good」の文字。
ミニバー
SOソフィテルシンガポールのミニバーは無料です。
コカコーラとライト、Qoo、シュウェップス。
ミネラルウォーターが3本。
お菓子類も無料でした。
ミニバーが無料というのは過去にも数回しか経験がなく、本当かと疑ってしまいますが。。
だそうです。
プール&バー
プールが併設されたバーが屋上(6階)にあります。
ウェルカムドリンクのチケットがあるので夜飲もうとエレベーターを上がったら、パーリーナイトを楽しむ団体客がワイワイと。。1人で飲むのは慣れていても、さすがにこれでは寂しい、ということで翌日の朝行くことに。
朝上がると昨夜の喧騒が嘘かのような静寂に包まれており、よく見るとプールも汚い。
というかそもそもバーが朝やっているわけもなく、結局1Fのレストランでコーヒーを飲みました。
プールは泳ぐためというよりはバーのエクステリアの一部といったところです。
朝食
朝食は1階のレストランでいただきます。
混雑時で席が空いておらず、ロビーで食べることに。
目玉焼きとオムレツをオーダーしたところ、代わる代わるに3人別々のスタッフさんが来て「目玉焼きとオムレツだっけ?」と確認されるというよく分からない展開に。
結局、来たのはオムレツだけ。
これはご愛嬌。
SO ソフィテル シンガポールの場所・行き方・アクセス
SOソフィテルシンガポールのMRT最寄り駅はDowntown LineのDowntown駅(ダウンタウン、DT17)、もしくはEast West Line、North South Line二路線乗り入れのRaffles Place駅(ラッフルズプレイス、EW14、NS26)です。
大きなホテルではないのでタクシー乗り場がない点が不便なところではありますが、Grabや路線バスを使いこなせば観光にも便利な立地だと思います。
周辺環境・施設
SOソフィテルシンガポールの北側にはホーカーズのラオパサフェスティバルマーケットがあります。
ソフィテルとラオパサの間にある通りCross Stは夜にサテーの屋台が出るので軽い食事をするのもよいのではないでしょうか。
感想・総評
歴史の刻まれた建造物を利用した名門ホテルにはラッフルズやフラトンがありますが、いずれも外観通りのクラシックな装い。
他方、SOソフィテルシンガポールはインテリアがモダンで、前述のホテルとは違う滞在が楽しめるのではないかと思います。
住所:35 Robinson Road, Singapore 068876
電話番号:+60 6701 6800
チェックイン:14:00〜
チェックアウト:〜12:00